アレルギー検査など
アレルギー検査など

吉祥寺駅前の吉祥寺皮膚科クリニックでは、中央線・井の頭線沿線、および周辺自治体から通院される方にも安心していただけるよう、診察だけでは判断が難しい皮膚症状に対して、必要に応じて各種検査を行っています。
検査は「何の病気か」「どの治療が適切か」を確かめ、無駄のない治療につなげるための大切な手段です。検査の必要性や痛み、日常生活の注意点は事前に丁寧にご説明します。
ライト付きの特殊な拡大鏡を使用し、皮膚の色素沈着や構造を詳しく観察する検査です。ほくろ・しみ・赤いできもの・黒いできものなどを、肉眼よりも精密に評価できます。
役立つ場面
流れ
診察室で数分程度観察します。痛みはありません。必要に応じて写真で記録し、経過観察に用いることがあります。
ご注意
できれば検査部位にメイクや日焼け止めはせずにお越しください。メイクは部分的に拭き取っても毛穴などに残ってしまうことがあり、十分な観察が難しくなる場合があります。
病変部の皮膚を数ミリ程度採取し、顕微鏡で細胞や組織の並びを詳しく調べ、診断を確定する検査です。
役立つ場面
診断のつかない皮膚腫瘍、治りにくい湿疹、血管炎、膠原病関連の皮疹など。
流れ
局所麻酔後に直径数mm程度を採取(パンチ生検など)し、必要に応じて1〜2針縫合します。結果は通常、2~3週間程度でご説明します。
ご注意
皮膚や爪の表面から少量の検体を採り、その場で顕微鏡を使って原因(カビやダニなど)を確認する検査です。
役立つ場面
水虫(足白癬・体部白癬)、爪水虫(爪白癬)、カンジダ症、癜風(でんぷう)、疥癬(かいせん)など。
流れ
皮膚のカサカサした部分を少し削る、爪の一部を採るなどして検体を採取します。結果は短時間で分かります。
重要なポイント
水虫(白癬)が疑われる場合、自己判断で市販の水虫薬を塗り始めると、菌が一時的に隠れてしまい、顕微鏡検査で確認できなくなることがあります。できるだけ自己判断で治療を開始せず、まずは受診して検査を受けてください。すでに市販薬を使用している場合は、受診時に薬の名前や使用期間をお知らせください。
ウッド灯(ブラックライトの一種)を暗室で患部に当て、皮膚の色調変化や蛍光反応を観察する検査です。肉眼では分かりにくい病変の範囲確認に役立ちます。
役立つ場面
白斑の範囲評価、癜風など一部の真菌感染症、紅色陰癬などの鑑別補助。
流れ
室内を暗くして数十秒〜数分観察します。痛みはありません。
ご注意
化粧品や外用薬がついていると見え方が変わることがあるため、必要に応じて拭き取りをお願いする場合があります。
ネックレス、時計、ベルト、歯科金属などによる「金属アレルギー」が疑われる場合に行う検査です。金属試薬を含ませたパッチ(シール)を背中などの皮膚に貼り、反応を確認します。
1日目:パッチの貼付
3日目:剥がして1回目の判定
4日目:2回目の判定
8日目:3回目の判定(最終判定)
皮膚症状の背景にある体質、アレルギーの原因、炎症の程度、内臓の状態などを確認するために行います。皮膚所見と血液データを組み合わせることで、より適切で安全な治療につながります。
アトピー性皮膚炎では、症状や皮疹の経過に応じて、TARCや総IgEなどを定期的に測定します。これらは炎症の強さを反映する指標であり、数値の変化を確認しながら外用薬の強さや治療法を調整します。
※数値だけで判断するのではなく、実際の皮膚所見と合わせて総合的に判断します。
症状に応じて、炎症反応(CRPなど)、肝機能・腎機能、免疫関連項目などを確認し、原因の絞り込みや治療方針の決定に役立てます。
粉瘤などの日帰り手術や処置の前には、必要に応じて感染症のチェックや糖尿病の有無(血糖・HbA1c)などを確認し、術後の感染リスク低減や安全管理を目的として採血検査をご案内しています。
湿疹・じんましん・かゆみ、季節性の症状などで、何らかのアレルゲンが関与しているかを評価する検査です。結果は通常1週間程度で判明します。
※安全面と手技の都合上、小学生以下の採血は行っておりません。
VIEW39(ビュー39)について
一度の採血で、食物系20種類+吸入系19種類(計39項目)を同時に確認できるスクリーニング検査です。当院では、皮膚科領域で重要なマラセチア(カビの一種)が含まれ(MAST36等には含まれません)、かつ特定原材料7品目(卵・乳・小麦・落花生・エビ・カニ・ソバ)を網羅しているVIEW39を採用しています。
各種抗原特異的IgE(個別検査)について
原因がある程度予測できる場合は、必要な項目を選んでピンポイントで検査します。保険診療では原則、1回の採血で最大13項目まで調べることが可能です。
| VIEW39 | 約5,000円 |
|---|---|
| 個別検査 | 13項目の場合で約5,130円(1項目目1,170円、以降+330円/項目) |
※別途、診察料などがかかります。
「薬による発疹(薬疹)」が疑われる際に、原因となった可能性のある薬剤を推定するための血液検査です。患者様の血液中のリンパ球を取り出し、疑わしい薬剤と反応させて増殖するかどうかを調べます。
役立つ場面
注意点
DLSTは有用な補助検査ですが、「陰性=安全」「陽性=原因」と100%確定するものではありません(偽陽性・偽陰性があり得ます)。発疹の経過、服薬歴、皮疹の特徴などを医師が総合的に判断します。また、重症薬疹が疑われる場合は、結果を待たずに原因薬の中止や治療を優先します。
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